群馬の地酒 | |||||||
すんだ空気。緑深い山々。そこから拡がる豊かな平野。ゆったり流れる川。 土地には、その土地の生活、風習が守り続けられ、そこでしか味わえない文化と伝統があります。 大都会では考えられない、ふる里の中にこそ今、見直されつつある、失われた「こころ」があるのではないでしょうか。 日本酒も同じです。土地には、その土地で守り続けられている酒造りがあり、風土にあった深い味わいがあるのです。 酒造りこそ「こころ」を伝える作業に他なりません。 近くの酒蔵だからこそ、酒造りのまごころを伝えることができるはずです。 | |||||||
群馬の自然と酒造り
酒造好適米「若水(わかみず)」 群馬県一帯は遠い昔「毛野国(けのくに)」と呼ばれ、その後「上毛野国(かみつけのくに)」から奈良時代には「上毛(じょうもう)」と改名されてきました。この「毛」とは、一説に穀類(稲・麦等)の芒(のげ=穂先き)を指すといわれており、稲作の盛んな土地柄であります。 この群馬県で生産される「若水」は大粒品種であり酒造好適米特有の「心白」が多いのが特徴です。 「心白」とは、米粒の組織が荒くなり澱粉粒の中に空間ができ半透明になったもので、麹菌の菌糸が入り込みやすく、良質の麹を造るのに適しております。 群馬県産「若水」は平成3年7月に関東地方で初めて酒造好適米として認定されました。 (「若水」は昭和47年愛知県総合農業試験場で開発) | |||||||
|トップページ| Copyright 群馬県酒造協同組合 All rights reserved |